コラム
クレンリネスプロジェクト
当院は4月より滅菌専任スタッフを雇用し、院内クレンリネスの充実を図るべく取り組んでいます。
「歯科医院が世の中の施設で最もキレイな場所と認識されるようになる」
この想いをミッションに掲げる職人さんがおり、当院のフロアメインテナンスを担当してくれています。
そこで本日はその職人さんをお招きし、「クレンリネスプロジェクト」と題して院内研修会を行いました。
清掃とは?…汚れを見つけて対処すること。
クレンリネスとは?…「汚れる前に清掃をし、維持・管理する」いわば予防清掃。
当院の診療基盤である予防歯科の考え方と合致しています。
日々の汚れが重なって、除去しにくくなる前に速やかに対処する。
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その日の汚れは必ずその日のうちに。
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必ず汚れる部分の作業をルーティン化。
このようなことを学び、早速明日から、清掃から再スタートし、クレンリネスを維持した医院作りを目指します。
研修の終わりには、懇親会を開催しました。
大盛況でありがたいお言葉もいただきました。
感謝の1日でした。
また当院は世界基準の歯科医療を提供する医院でありたいと考えています。そのためには世界水準の滅菌体制、感染対策が必要です。
院内では(スタンダードプリコーション)標準予防策を採用し、衛生管理に努めています。オートクレーブでの滅菌はもちろん、バリアフィルムによる感染対策、次亜塩素酸を用いたユニットの吹きあげなどを実施しています。
滅菌室を改装し、より充実したインフェクションコントロールが実施できるよう検討しています。
「綺麗にする」ということはすでに「汚れている」という事だと思います。
それでは意味がありません。
「綺麗に維持をする」ことが大事なのです。