コラム
プラークコントロールと再石灰化
今回はプラークコントロールについて掘り下げてみようと思います。
1.歯ブラシの選び方
①ヘッドが小さく、毛足が短いもの
②毛の固さは、「ふつう~やややわらか」
(やわらかすぎてもプラークが取れません)
③毛先が広がったら、新しいものに交換する
(およそ1か月、1か月で広がるなら磨く力が強い)
2.仕上げ磨きのテクニック
①寝かせ磨きで頭を固定する
②唇をやさしく押し上げ、歯の面がよく見えるようにする
③歯ブラシを、鉛筆持ちで軽く握る
④歯の面に歯ブラシの毛先を直角に当て、1mmほど動かす。毛先が広がらない程度に優しく、1~2本ずつの歯に当てる。1か所10回~20回が目安。
*アドバイス
歯みがきを嫌がるときは、もしかすると少し痛いのかもしれません。歯ブラシは鉛筆持ちにして、上の前歯の唇側のヒモのようになっているところ(上唇小帯)は、指でカバーしてブラシが当たらないようにすると嫌がらないこともあります。あせらずゆっくり鳴らしていきましょう。