コラム

ヒューストン研修

アメリカで研修のため10日間、お休みをいただいております、副院長です。院長先生をはじめ、スタッフのみなさん、お休みいただきありがとうございます。

 

私はアメリカでは大きく二つのことを習得する予定です。歯周病について、補綴について、アメリカで珍しい予防の理念を中心とした診療システム、診療哲学などについて。

 

アメリカで専門医を取得した先生と成田で話していると、日本の根管治療の精度に驚くとのことでした。以前の記事に根管治療について載せましたが、日本は根尖病巣が多く、保険制度の問題から根管治療を軽視している歯科医師が多くいます。

根尖病巣が原因で生じた歯周病(歯内歯周病変)は予後が悪く、治りにくい疾患です。周りの骨が多く吸収している。ゆえに歯周再生療法の適用の患者さんは少なく、手遅れで抜歯、そしてインプラントになるケースが多いようです。

 

まずは根管治療が必要なまでのむし歯を作らない、根管治療が必要になった場合は、ラバーダムを用いるなどし、根管内に唾液を混入させない。そこで初めて、歯周病だけの疾患として治療に専念できるといえます。

 

 

当院はメディカルトリートメントモデルを導入しています。予防歯科をベースとし、むし歯を作らないよう各個人の予防プログラムを立案します。根管治療にはラバーダムを用い、MTAセメントでの根充を行っています。

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