コラム

ヒューストン研修を終えて

気持ちは大丈夫なはずなのに、体がついてこない。

木曜の休診日。お昼から珍しく昼寝をした。

ようやくこれで時差ボケ解消かな。

お休みいただきありがとうございます。副院長です。

海外で得た知識と経験は地域住民の方々に少しずつ還元していければと思います。

 

今回の海外研修は、歯周病のアドバンスコースで最先端のインプラント・歯周外科の講義とライブオペなどなど。これについては後日記載する。

今回の一番の収穫は、もしかしたら医療哲学の学びやビジョンが明確になったことかもしれない。McGuire先生、宮本先生、参加された先生方より多くの刺激と学びを得た。熊谷先生から学んだ医療哲学・MTMを実践する先生方、自分より若いが芯の強い先生方に出会った。

自分は何のために歯科医師をするのか。

くぼ歯科クリニックこども歯科クリニックとはどのような医院であるべきか。

 

2015年新卒衛生士と山形県へ出向き、熊谷崇先生にお会いし、OPセミナーという予防歯科のセミナーを受講。そこから当院の予防歯科の歩みがスタートした。2016年くぼ歯科クリニックこども歯科クリニックに名称変更。2018年現職の衛生士が入社し、再度予防歯科に向き合うこととなった。2019年新卒の衛生士さんが入社予定だ。

 

患者さんの要望に寄り添い、治療を優先する。歯科医師も目先の利益を優先し、治療する。患者さんの将来を見据えるとそれではいけない。治療の積み重ねで、歯を失っていくことを多くのデータが証明している。

応急処置はするけれど、一度立ち止まって、その人の口の状況・身体の状況を患者さんと共に考える。リスクを調べ、個人個人の予防プログラムを立案する。歯の価値・健康の価値を見直してもらう。それがとても大事なことだ。患者さんご自身の将来のことを考えて。ここで活躍するのは歯科衛生士さん。実は歯科医師ではないのだ。

生涯自分の歯で食事をするために、いまから自分の歯に向き合ってほしい。自分の口に関心を持ってほしい。そのお手伝いを当院は行います。

 

くぼ歯科クリニックこども歯科クリニックと名称変更したのはなぜか。

治療をした歯を再治療しないでいいように予防するのと、治療を施したことのない天然の歯を予防するのとでは、大きな差がある。まずはミュータンス菌を感染させないこと。3歳までに感染を予防し、甘いものを覚えさせない。

夫婦の協力と祖父母の協力が必要だ。

 

必死に歯磨きして、甘いものを我慢する。治療を受けに歯医者に通う。それではつらいだけで、むし歯から逃れられない。

生涯自分の歯で食べるために、

むし歯に悩んでる方に、

当院をうまく活用してもらえたら、と思う。

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