
コラム
ワイヤー矯正とマウスピース矯正はどっちが良いの?それぞれの特徴とメリット・デメリット
歯列矯正は、大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類があります。どちらの矯正方法が適しているかは、歯並びの状態や患者さんの希望によって異なります。
ここでは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の特徴と費用相場、メリット・デメリットなどを紹介します。
ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正は、歯にワイヤー(ブラケット)を装着して歯を移動させる、一般的な矯正方法です。一度装着したら自分で取り外すことはできず、定期的に歯科医院で付け替えをしながら理想の歯並びを目指します。
ワイヤー矯正のメリット
スピーディーに歯の移動ができ、歯を大きく移動させられる点がメリットです。また歯をいろいろな方向に移動させたいときにも、ワイヤー矯正が向いています。
ワイヤー矯正のデメリット
デメリットは、装着しているワイヤーが目立つことです。常に装着していなくてはならず、歯の表面に取り付けるため、どうしても目立ちます。最近は銀色ではなく白で目立ちにくいワイヤーもありますが、それでもやはり装着していること自体はわかりやすいです。
また歯磨きのしづらさもデメリットです。ワイヤーの間を意識して磨かないと、汚れがたまってむし歯や歯周病の原因になります。
ワイヤー矯正の費用
ワイヤー矯正の費用は、60~100万円程度が一般的な相場です。ホワイトワイヤーや透明なブラケットを使用すると、相場よりも高くなります。
マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を移動させる矯正方法です。
アメリカで開発されたインビザラインが世界中で主流となっているマウスピース矯正です。コンピュータの計算でオーダーメイドのマウスピースを作成し、2週間から1ヶ月ごとに交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正の大きなメリットは、透明な素材のマウスピースを使用するため、装置が目立たない点です。ワイヤー矯正は目立つから気になる…という人でもマウスピース矯正なら挑戦しやすいでしょう。またマウスピースなので取り外しも可能です。食事や歯磨きのときは外し、その他の時間だけ装着していれば良いため、お手入れも簡単に行えます。
マウスピース矯正のデメリット
マウスピース矯正は一定時間以上装着しないと、効果が望めません。一般的には1日あたり20時間以上の装着が必要です。食事と歯磨きの時間だけ外し、その他の時間は装着をしておく、という習慣をつけましょう。
また、マウスピース矯正は適用可能な症例に限界があります。骨格そのものに大きなズレがある場合、歯を3㎜以上移動させたい場合はマウスピースではなくワイヤーでの矯正が好ましいです。
マウスピース矯正の費用
マウスピース矯正の費用は、80~100万円ほどが相場です。ワイヤー矯正よりも高めに設定されています。ただしマウスピース矯正は部分矯正にも用いられるため、どの部分を矯正するかによっても費用が変わります。マウスピース矯正は近年注目を浴びており、安価な矯正プランも登場しています。
状態によって適した矯正方法は異なる
矯正方法は患者さんの希望を第一に考えますが、医師が口腔内をチェックした上で適した矯正方法を選択します。
上記で紹介したように、マウスピース矯正を希望しても歯列の状態から適用できないと判断する場合もあります。反対に、ワイヤー矯正を希望しても金属アレルギーがあったりむし歯や歯周病のリスクが高いと判断されれば、マウスピース矯正が好ましいケースもあるでしょう。
まずは歯科医院で相談したうえで、希望の歯並びの仕上がりや今の状態、そして治療可能な期間などを踏まえて決めることが大切です。












