コラム
オーラルフィジシャンセミナーにて発表目前
いよいよ発表が近づいてきました。
2015年に受講したオーラルフィジシャン(OP)セミナーを今年再受講し、その受講した医院の中から光栄にも当医院が選ばれました。発表に向けて院内リハを行い、よりよい発表になるよう意見を出し合いました。
当院が行っているメディカルトリートメントモデル(MTM)は山形県酒田市にある日吉歯科診療所の熊谷崇先生より学びました。スウェーデンのボークラッセ教授が提唱した言葉でもありますが、初期のリスク評価から、個々の患者さんに合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療などを行い、定期的なメインテナンスに至るまで流れを指します。歯科医療の目的は、「早期発見して」「破壊部分を外科的に修復し」「欠損部分を補綴的に補う」というものから、できるだけ欠損の時期を遅らせるようにマネジメントしていく方向へと向かいつつあります。
むし歯ができれば治療する、歯が動揺してきたら抜く、これを繰り返していると、歯を失っていくばかりか、満足に食事ができなくなります。健康なうちに、病気になる前に予防するとは、なかなか難しいけれども、口腔と全身の健康の関連性は次々と明らかになってきています。口腔の健康の価値がより一層高まってくることと思います。
患者さんの全身の健康にも寄与すべく、当院スタッフ一同、取り組んでいきます。